読書感想

細谷功著『具体と抽象』を読む

頭が良いとは、具体と抽象を行き来出来る人である

頭が良いと思う人ってどの様な人のことを言うのでしょう。様々な事象の知識があり説明できる人。危機的状況に陥っても解決策を見出せる人。人の嘘を簡単に見抜いてしまう人。空気が読める人。計算が得意な人。漢字を良く知っている人。などなど。人によって色々な頭の良さが考えられると思います。頭の良さには、単に記憶力が優れていることが大きな要因になっている場合がありました。特に昔は知識を記憶として保管しておくコンピューターも無く、知識を頭脳に貯めておける人間が頭の良い人の代表だったと思います。しかしながら、コンピューター及びスマートフォンを皆が持ち歩く時代になると記憶は頭脳の外部に貯めておけることになり、頭脳の中に貯めなくても問題なくなりました。わからないことがあればその場で調べられる様になったのです。(ウェブ上の知識に間違いがある可能性はありますが・・)こんな世の中での頭の良さとは?


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具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ [ 細谷 功 ]

ここまで書いてきて、上手く説明ができないことを認識した私ですが、少しややこしい事柄を考えてみたくなった本が、細谷功著『具体と抽象』です。

 

独断ですが、具体と抽象の世界を行き来できる人、具体から抽象、抽象から具体を翻訳できる人が頭の良さとして求められる能力ではないかと思っています。人は自分の見た世界で生きています。他人が見ている世界と自分が見ている世界は同じであるか?それは自分のフィルターが掛かっている分だけ違うモノになっている可能性があります。その中で他人が説明した具体的な事象の中からエッセンスを取り出し、抽象化して、他の人に説明してあげられる。また自分の意見も同様に抽象的な事象から、事例を具体化してわかりやすく伝えることができる。これらの具体から抽象、抽象から具体への翻訳が頭の良さと言えるのではないかと朧げながら考えています。


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