読書感想

読書家が提唱する本の選び方

『本を読んだら、自分を読め』小飼弾

社会人が勉強するために参考とするツールと言えば、本になると思います。書店で毎週のようにたくさんの種類が発売されている本ですが、みなさんどのように選んでいるのでしょうか?そんなことを気にしながら読んだ本に参考となる選び方があったのでご紹介します。


本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術

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提唱されているのは、ブロガー、プログラマー、投資家として読書に関する著作も多く書かれている、小飼弾さんです。小飼弾著『本を読んだら、自分を読め』より

 

本の選び方1:「一般名詞的な地味なタイトルに名著が多い」この本の中では岩波新書の『数学入門(上・下)』という本を紹介されていましたが、本当にそのままストレートなタイトルです。確かに内容に揺るぎない自信がないと、そのものズバリのタイトルは付けられないものです。内容に間違いがないことが著者はもとより出版社もわかっていることの証明と感じます。 

 

本の選び方2:「初版から10年経っても絶版になっていない本」本の巻末に出版社の住所や社長の名前、印刷所や製本所の名前などを印刷したページに刊行年月日が明記してあります。その初版発行が10年ほど前であれば迷わず買いとのこと。それだけの年月が経っても生き残った本は古典のレベルに達していると考えられます。

 

『本を読んだら、自分を読め』には、「本に実利を求めすぎるとかえって損をする」、「偏見を貯めよう」、「みんなの評価はあてにならない」など独自の考え方が展開されており興味深いです。本を読む人は、よく「頭でっかち」で「机上の空論」を述べていると批判されがちです。しかし本による過去の事例や思考パターンを頭にストックすることは、問題に当たった際に有効な解決策を思いつく可能性が高まります。本を読むことによって頭の中で十分にシミュレーションし、過去の事例を引用しつつ実際の行動に移行してゆけば良いのだと思います。

 

小飼さんは、本を読み込んで行くことで、最終的には「自分で情報を集め、それをもとに考えることができる力」を付け「自分を救うしくみ」を構築することがこれからの時代を生き抜くために必要と語っています。


本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術

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