読書感想

メンタリストDaiGoさんの帯と『シュガーマンのマーケティング30の法則』


シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは [ ジョセフ・シュガーマン ]

著者のジョセフ・シュガーマンは、アメリカの、ダイレクトメール・テレビショッピング(日本でも放送されているQVC)を通じた通信販売業界での有名人であるそうだ。

 

この本『シュガーマンのマーケティング30の法則』は、書籍に付けられた帯にメンタリストのDaiGoさんが起用されている。

自分はこれにやられてしまった。ミーハーな本能が揺さぶられることになり、書店で見るなり、つい購入してしまった。以前からDaiGoさんには、心理学に基づく書籍も多数出されているし、Youtubeなどでも役立ちそうな発信を多くされている印象を持っていたのが理由であると思う。

 

本書での事例を当てはめれば、「権威」、「親近感」といったシュガーマンの言うマーケティングの武器=心理的トリガー(引き金)が使われているのだろうと感じた。

 

30個の心理的トリガー

30個の心理的トリガーは以下の通り

1 :一貫性の原理 2 :適切なアピールポイント 3 :顧客の特徴 

4 :欠点の告知 5 :抵抗感の克服 6 :巻き込みとオーナーシップ

7 :誠実さ 8 :物語(ストーリー) 9 :権威 10:お買い得感

11:感覚 12:理屈による正当化 13:強欲 14:信頼性・信憑性

15:満足の確約 16:リンキング 17:帰属欲求 18:収集欲求

19:切迫感 20:限定 21:単純明快さ 22:罪悪感

23:具体性 24:親近感 25:パターンニング 26:期待感

27:好奇心 28:市場とのマッチング 29:考えさせる力 30:正直さ

これら各項目について、心理的トリガーに関する取り扱い説明が実例エピソードとともに語られてゆく。それぞれが物語として読みやすく利用しやすい構成となっている。

 

日本に向けての心理的トリガー

 

海外翻訳の書籍に対して個人的に思ってしまうことは、紹介されているマーケティングの手法が、少し特殊な日本の市場には合わないのでは?ということだ。

監訳者はこのことを理解されているようで、日本向けにある工務店の事例を挙げ31個目の心理的トリガーを追加してくれている。

それが「思いやる力」である。日本人は売り込みされることが苦手である。そこで、お客さんが売り込まれることなく、目的とする商品を検討できる場を作ってあげる方法を紹介している。