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人を説得するために必要なたった一つのこと

読書感想
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ひろゆき著 『論破力』

『人を説得すること』は営業での成約を掴むためであったり、社内プレゼンで上司にアイデアを承認してもらうため。家庭内でも奥さんにお小遣いの増額を申請するなど日常の様々な場面で必要となりますね。うまく説得することは生活の質を向上させる大切な技術なのです。

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『数字』というエビデンス(根拠)を使う

人が納得するとき、自分がなぜ納得したのかを説明する根拠が欲しいものです。会社組織であれば係長は課長に、課長は部長にと、その上席に説明する必要があるからです。個人においても、自分が説得されてしまったマイナスの感情のみではしっくりきませんが、根拠があれば認めてしまった自分に対する気持ちを正当化することができます。

 

この根拠となるものが『数字 』なのです。

 

簡単に言えば、「この商品は多くの方々から好評です」よりも「この商品は使用された方の90%から好評を得ています」の方が説得力が増すということです。

 

ナイチンゲールは統計学の先駆者だった

19世紀半のクリミア戦争で多くの負傷した兵士を救ったナイチンゲールは有名ですが、ただやさしい看護婦さんではありませんでした。彼女は「戦死者のうち戦闘で負傷して死亡した人より不衛生な環境で伝染病で死んだ人の方が多い」ことを現地で調査し、『数字』で上を説得して医療所の衛生状態を改善することにより、感染症を減らし負傷者の生存率を高めた人だったのです。

 

ちなみに、ひろゆき氏もテレビの討論番組などでバトルする際によく『数字』をあげて根拠とされているようですが、ネット上にある公開情報で誰でも入手できるものを使っていると書いています。

 

論破は敵を作らないようほどほどにしよう

本書の中では、議論においてどうしたら優位に立てるかを基本に書いています。「タイプ別おじさん思考理解法」とか「ウソつきを見抜く質問術」など社会で生きていく上で欠かせない他社との対話で面白い考え方が書かれています。会話が苦手で気づけば不利な立ち位置にいるなと思う人には参考になる本です。

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